

藤井慎さんは建築学科計画系の伊東龍一研究室に属し、研究テーマである人吉・球磨地方の中世社寺建築の調査を進めています。建築の道を志したのは「インテリアに興味があったから。建物の意匠や素材、歴史にも関心があって、建築で心地よい空間を創り出せたらいいなあ」と考えていたからです。
球磨郡多良木町の木下醸造所や井沢熊野座神社の実測調査を通して「実物に触れることで、建築のおもしろさがわかってきました」といいます。大学院への進学も決まり、出身地・熊本の歴史的建物と直に接することで建築物が地域に息づいていることを知ったことから「保存・改修」にも研究が広がりをみせようとしています。
研究室では「建築が好きで集まった仲間同士なので、みんな和気あいあいとても仲がいい。常に議論しながらお互いに刺激を受けあっています」といいます。建築を学ぶためには「建築が好きなことはもちろんですが、根気よくコツコツとやることが大切だと思います」と話しています。
